『ウェブデザインのつくり方、インターフェイスデザインの考え方。』/言葉の関係性を共有する

2016年9月18日

ウェブデザインのつくり方、インターフェイスデザインの考え方。

 

 

物事をシステマティックに捉える上で必要なこととは何だろう。新しい言葉を獲得し、新しい概念を見出すことだろうか。言葉はその関係性によって意味が成立するとするならば、その関係性を他者と共有することもまた言葉の持つ力としての性質ではないだろうか。

 

例えばUI(ユーザーインターフェイス)/UX(ユーザーエクスペリエンス)を考えていく際の言葉の関係性を見てみよう。『ウェブデザインのつくり方、インターフェイスデザインの考え方。』で説明されている「機能の分類」(p.14〜p.18)が分かりやすい。本書ではインターフェイスを分類するために必要な言葉を以下の4つで説明している。

 

1 オブジェクト

2 タスク/アクション

3 主題別カテゴリー

4 ツール

 

まず1のオブジェクト。これは基本名詞で列挙できる要素だ。ブログで言えば、タイトル、本文、そしてコメントや写真がオブジェクトとなる。

 

そして2のタスク/アクション。これはアプリケーションの中の動作で、オブジェクトに対する動作でもある。つまり、タイトルや本文を入力したり、写真をアップするという行為そのものである。

 

3はオブジェクトを整理する手段のことである。本ブログのように最近の記事(Recent Posts)や月別(Archives)のリストでまとめるということがそれに当たる。

 

最後に4だが、これは2のタスク/アクション自体を切り替えていくような操作だ。またアプリのそのものの主機能を切り替えていくような操作でもある。

 

以上の言葉の関係を基にGoogleのトップ画面を覗いてみよう。まずユーザは検索ワードオブジェクトを入力し、検索アクションを起こす。右上には機能を変更するためのツール(メニュー)があると捉えることができる。YouTubeやマップが表示されている領域はツールではあるが、ツール一つ一つがきれいに並べられているから人によっては主題別カテゴリーと捉えることができかもしれない。このようにしてある対象物を言葉の抽象性を利用して分類していく。この手法は対象物を構築する場合にも有効だ。

 

 

google-top

 

いずれにせよここで言いたいことは、「オブジェクト」や「アクション」のような言葉の関係性を他者と共有するということは、それ自体が認識パターンとして物事を捉える際の大きな鍵となり得るということだ。

 

 

参照サイト


 

オブジェクト指向UX 

 

 

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