メール認証を利用した新規会員登録を、3回の記事に渡って説明していきます。今回はその1回目で、全体像を把握していきます。
まずはデモ画面からご覧下さい。
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新規登録機能の概要は以下となります。
1.メールアドレスを登録する。
2.登録したメールに登録ページであるURLが届く。
3.URLをクリックすると、登録画面が開くので登録をおこなう。
コードに関しては、大きく分けて2つの機能で構成されています。
1.メールアドレスの登録(仮登録)
メール登録フォーム(registration_mail_form.php)
メール確認・送信(registration_mail_check.php)
2.新規会員の登録(本登録)
会員登録フォーム(registration_form.php)
登録確認(registration_check.php)
登録完了(registration_insert.php)
データベースには以下2つのテーブルを用意しました。
(仮登録用でメールアドレスを保存する)pre_memberテーブル
(本登録用)memberテーブル
以上を踏まえた上で、登録機能の動きを説明していきます。
1・2
ユーザがメールの入力を行います。正しいメールが登録されれば、トークン(ランダムの文字列)を生成します。そのトークンを日付等と合わせてデータベースに保存します。それと同時にそのトークンを含めたURLを生成し、そのURLをユーザにメールで通知します。
3
ユーザがURLのリンクを辿って会員登録画面へと訪れて来るので、そのURLからトークンを取得(GET)します。そして、そのトークンとデータベースに登録されたそのトークンの登録日等を調べます。もし、有効(24時間以内/未登録)なトークンであるならば、会員登録のフォームを表示させます。
4
ユーザが適当なアカウント・パスワードを入力したらデータベースへと入力します。それと同時に、そのユーザが辿ってきたURL(トークン)を無効にします。
以上がメール認証を利用した新規会員登録の概要です。
次回(2回目)は1・2のメール送信(仮登録)の実装を説明していきます。
新規会員登録機能を作成する(2/3)[メール認証][仮登録]