WordPressの各ページ(サイトフロントページやアーカイブページ等)には、それぞれいくつかのテンプレートが存在し、そのテンプレートが利用される優先順位というものがあります。
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例えば、サイトトップであるフロントページには、index.phpの他にfront-page.phpやhome.phpなどのテンプレートが存在します。もしindex.phpの他にfront-page.phpテンプレートが存在すれば、こちらが利用されます。
試しにindex.phpとstyle.cssのみであるテーマ、
style.cssのテーマ詳細[bloginfo(‘stylesheet_url’)]
の時点で、front-page.php(コード記述無し)のファイルをテーマディレクトリにアップロードしてみましょう。トップ画面を見てみると何も表示されなくなります。
つまり、HTMLのコードが記述されているindex.phpは表示(利用)されずに、front-page.phpのテンプレートが利用されているのが分かります。
記述の無いfront-page.phpをアップロードするとトップ画面は何も表示されない
フロントページのテンプレートの優先順位は以下のようになります。
1 front-page.php
2 設定>表示設定 画面において固定ページが選択されている場合
3 home.php
4 index.php
front-page.phpテンプレートが存在すれば、どんな場合においても利用される優先順位は1番となります。2番に関しては、設定>表示設定 画面においてフロントページの表示を、固定ページに指定した場合のことを指します。
関連ページ
カテゴリーアーカイブのテンプレート階層[category-スラッグ.php]
日付アーカイブのテンプレート階層[date.php][archive.php]
固定ページのテンプレート階層[page-スラッグ.php][page-ID.php]
カスタム投稿タイプのテンプレート階層[single-投稿タイプ.php][archive-投稿タイプ.php]
検索結果(search.php)と404(404.php)ページのテンプレート階層
タグアーカイブのテンプレート階層[tag-スラッグ.php]
個別記事ページのテンプレート階層[single-投稿タイプ.php]
参照ページ
WordPress
Codex日本語版