「Bitcoinプラットフォーム」のはじまり

2015年1月22日

bitcoin

 

 

ビットコイン(Bitcoin)という言葉をはじめて知ったのは、2年程前に読んだポール・クルーグマンによる記事だった。どの記事なのかは忘れたが(彼はビットコインについて色々書いている)、価値とは何か?という視点において歴史を辿り、世の中の動きを捉えていくことは面白い。ただ、当時の自分はビットコインについては、よくある仮想通貨(ゲーム等)や地域通貨のようなものとして考えていた。

 

例えばこのような記事がある。
Paul Krugman: Bitcoins Would Have Been Considered Foolish By Adam Smith

 

2014年になると、ビットコインに関する記事が日本でも増えてきた。それに関する本も多く出版されるようになる。その理由として、ビットコイン取引所である「マウントゴックス破綻」による影響があるのかもしれないが、プラス思考の理由としては、ビットコインの仕組みが、他の何よりも魅力的であるということに皆が気付きはじめたからであろう。

 

 

管理の共有はP2Pでおこなわれる


 

ビットコインはP2Pネットワークを介して取引が行われる分散化型仮想通貨である。暗号技術がベースなので海外では暗号通貨(crypto-currency)という呼び名が一般的らしい。ビットコインは公開鍵暗号ペアによって生成されたビットコインアドレスを通じて取引がおこなわれる。ビットコインの大きな特徴は、管理主体が存在しないこと。そのポイントとなるのが「ブロックチェーン」(全取引履歴データベース)という仕組みだ。ビットコインの情報は送金者から受取人に直接送られるのではない。取引情報はその「ブロックチェーン」自体に記載される。そのブロックチェーンはP2Pによって全世界の利用者によって共有される。

 

 

新たなプラットフォームの誕生


 

例えば池田信夫氏が「「ビットコイン」の盗難事件で仮想通貨は終わるか」で語っているように、中央銀行のような管理主体がないということは、ユーザーが全てのリスクを負うということになる。つまり、それ以上の利点を生み出さなければなかなか普及しないということだ。最近では「ロシア政府がビットコイン関連サイトへのアクセス遮断」という暗いニュース(Bitcoin界隈にとって)も話題になった。

 

ただネガティブなニュースばかりではない。むしろ投機目的ではなく、ビットコイン本来の可能性に今注目が集まりはじめている。それは貨幣の代用物だけではない、新たなシステム作り(ビットコイン2.0)の可能性でもある。「ブロックチェーン」の仕組みを応用したIoTシステムも発表された。ビットコインはプラットフォームであるという考え方が広がりつつある。新たな探求分野として付け加えておこう。

 

 

ビットコインを知るのなら、

まずは以下のサイトがためになる。


 

Bitcoin日本語情報サイト
ビットコインニュースのBTCN
Bitcoin投資研究所

BitAntenna | ビットアンテナ

大石哲之ブログ ビットコイン

 

上記サイトで基礎的な知識を網羅したら、
以下2冊の本で整理するとよい。

 

通貨の学術的な説明から経済学による視点、そして情報学的な概念もきっちりと分かりやすく説明してある。現在(ブログを書いている時点)上梓されているビットコイン本の中では一番良くまとめられていると思う。

 

上記の本と同様に、経済・情報学的な視点によってバランス良く説明されている。新書だがブルーバックスよろしく中身が濃い。

 

 

YouTubeでも様々な動画がアップされている。

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